コドモ・ドラゴンは叫んでいた!

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3.城跡にて・・・・・・~♪命をあげよう 本田美奈子~♪

しばらくはブログ崩壊を避けるため過去のお 気に入り記事、人気記事を最新記事に上げてブログを維持しております。 
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2010-03-30に叫んでいた!
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Bluesは、19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、ゴスペルから派生した。
彼らは教会では歌えない胸の内をBluesで、吐き出していた。

ここでは、心の重さを吐き出す歌全てを、               
あえて音楽ジャンルと関係なくBluesと呼ぶ事にする。  

Bluesは感情を表現したものが多い
日常の幸せなことや憂鬱なこと(blues)を12小節に乗せて歌う。
このBluesの調べに乗せて、打ち明け話(あるいは打ち上げ話?)をしたくなったんだとさ~。
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生まれ育った田舎の町には、城跡があった。

子供三人で、そこに生えていた樹を蹴っ飛ばせば、
カブトムシやクワガタ がボトッと落っこちてくる、
手には<可愛らしい、くすぐったさ>でナナボシてんとう虫が止まり、
 夏の夜 にはお城の真ん前の野外広場で仮面の忍者赤影を大きなスクリーンで、
毎年見た。
その帰りには沢山のホタルが幻のように紅色に光り、 天使の如く宙を舞い踊る。

 子供にはまったく夢のワンダーランドだった。

その城跡がまさか、僕達兄弟の別れの場所だったと知ったのは30年 近く後の事だった。

その日、 朝、 母がいなかった朝、
一番兄貴(マサト)二番兄貴(カズト)は朝から学校に行っていない。

 何故かって 母からの電話にでているからだ。

母は早朝、家を放心状態で出ていた。

ただ、出てきた。

何の考えも無く..........

すぐ、帰ろうと思っていた..............

母がそんな状態になるにはトラックいっぱい分ぐらいの訳があるが、ここでは触れない。

ところが・・・・・
時間の経過が彼女を狂わせた・・・・・・。

子供達が学校に行く時間をとっくに過ぎてしまったのだ・・。
 おまけにヨチヨチ歩きの赤ん坊の私は放置されている。
家へ中途半端に帰ればどういう騒ぎになるかは目に見えていた。

 怖かった・・それが恐ろしかったのだ。

とにかく・・・一度、実家へ・・・・・
彼女はそう考えたが、小銭しか持っていなかった。タクシーにすら乗れない。
電車に乗れば小さな小さな町だ。すぐに誰かに見つかるかもしれない・・・・

とにかく・・・電話だ・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マサトは絶対に電話が掛かってくると固く信じていたに違いない。

そして・・・ベルが鳴った。

母は騒ぎにならないように今からでも何食わぬ顔で二人して、
遅れてもいいから学校に行くように、
そして放課後二人で城跡に来るように告げた。

次はお金だ・・・。

城跡の近くにはカトリックの教会があった・・・・・。

 神父様に・・・・・・・。
彼女は必死の思いで頼んだ・・・・。

神父は最初、最初かなり断ったが・・・・
おそらく・・係わり合いになるのを恐れ、貸したのかもしれない。

何故そう思うって・・・・?          

その教会は私が通う事になる幼稚園でもあったからだ。

そして・・・・・その教会の神父がお金を貸したことは30年後にこの話を聞くまで、まったく知らなかったし・・・・・
父方の私の家族もまったく知らないのだ・・・・・・・。

祖父は町のちょっとした名士だった。母がどこの何者であるかは神父は当然知っている。これは昭和40年代の出来事でしかも関西の田舎の話だ。
もし、打ち明けていたらどうなるか・・・・。

そして、これは別の日に書くが私はその幼稚園で本当に特別扱いだったし・・・。
祖父は本当にこの教会を気に入っていた。
実家はカトリックどころか浄土仏教徒である。

もし仮にこの事が祖父の耳に入っていればカンカンに怒っていただろうし、
だいいち、私をその教会の 幼稚園になぞ行かせるわけがない。
(ついで言えば仏教系の幼稚園/保育所は近所に山ほどあった)

ともかく・・・彼女はようやく帰るお金を手にして城跡に来た。


二人の兄は、母を捜してウロウロしていた。

「お母ちゃん」「お母ちゃん」と叫んでいた。

その時、既に事態を察していた祖父が鬼の形相で自転車で走り寄ってきていた。

 一番兄ちゃん=マサトはなんと無残に捕まってしまった・・・・・・。

 母は二番兄ちゃん=カズトを見つけて硬く手を握っていた

その時・・・・
タクシーが来た。

鬼神の如き祖父を見た瞬間、とっさに母はカズトとタクシーに飛び乗ってしまった!

「あかん!!」
その話を聞いた時、私は母に言った。
頭痛がした・・・・

「一番兄ちゃん・・・・裏切られたと思ってしまってる」

 「それは決定的や」

母の顔がストップモーションの様になるのが見えた。
その時もうカウンセラーとして働いていた私は、
この話で・・・ 一番兄ちゃんの不可解な性格の理由がすべて・・・・分かった。

今、私の想像の中で、
うっすら・・・・・・・・・・・・・・・・
哀れな一番兄ちゃんの姿が見える・・・・・

祖父に掴まれ・・・もがきながら・・・
そして祖父はこう言ったに違いない・・・・

「見てみぃ・・行ってしもたぞ・・お前のお母ちゃんは」


そして・・・・祖父に家に連れられて帰ったら・・・
放置されていた何も知らない私がヨチヨチ歩いていた・・・・

心の中の兄の声が聴こえる

「悪いのは・・・・・お母ちゃんや・・・・」

もう一つだけ・・・
この時、一番兄ちゃんがタクシーに乗れていたら
彼は医者になっていなかったかも知れない・・・・・・・・。
つづく・・・例によってつづくに決まってるさ~

この曲は母の・・私への想いに近いのかもしれないと思う時もある・・・・・・↓↓↓↓↓
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